数学
伊坂幸太郎の「陽気なギャングが地球を回す」を読んでます。
- 作者: 伊坂幸太郎
- 出版社/メーカー: 祥伝社
- 発売日: 2006/02/01
- メディア: 文庫
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「a=b」という式があるとします。
その両辺に「a」をかけると
a^2=ab*1
次に両辺に「a^2-2ab」を足すと
2a^2-2ab=a^2-ab
これを括弧でくくると
2(a^2-ab)=a^2-ab
最後にその両辺を「a^2-ab」で割ると・・・
2=1
???
これのトリック気付く人ってどれくらいいるんだろう?
ちなみに僕はちゃんと騙されました。
タネは「a=b」で始まっているところにあります。
最後に両辺を「a^2-ab」で割っていますが、「a=b」ということは「a^2-ab」・・・「a(a-b)」はゼロになります。
ゼロで割ることは出来ないので、ゼロで割った時点で式は成り立たなくなります。
・・・と、面白くない?
*1:a^2はaの2乗